富澤直人君、第47回全国選抜高校テニス大会シングルス優勝

A&Aテニスアカデミー所属の富澤直人君(代々木高校2年)は、第47回全国選抜高校テニス大会(3月21日~26日/福岡県・博多の森テニス競技場)男子シングルスで見事優勝を果たしました。この結果、富沢君はこの夏に開催される全米オープンジュニアの予選出場権を獲得いたしました。

小森紀明A&Aテニスアカデミー校長のコメント:

昨年はこの大会の6回戦で敗退し全米オープンの切符を手に入れられず悔しい思いをしたので、今年は是が非でもと臨んだ大会でした。昨年11月に全豪オープンの出場権を獲得した時は国内予選、アジア予選を戦い抜きましたが、今回は全国選抜高校という夏の高校総体(インターハイ)と並び称される文字通り高校生ナンバー1を決める大会です。ノーシードから勝ち上がった富澤は9試合を見事に勝ち切り念願の全米オープンの予選WC(ワイルドカード)を手にしました。今回肩を痛めていた富澤はラケットを担いでから打つハーサーブを駆使しての戦いでサービスポイントは減ったものの、コースを突く頭脳的なサーブの使い方で上手くゲームメイキングをしました。そういえば、1992年のウインブルドンで肩を痛めていたアンドレ・アガシがハーフサーブで優勝したことを思いだしました。